【往復書簡】”多様性を認める”ってどういうこと? その3 shiho→nose
こんにちは。noseです。
鹿児島哲学カフェは私、noseとshihoさんの2名で運営しております。
現在shihoさんは広島在住で今回は参加できませんので、事前にテーマについて「往復書簡」を交わしてみようということになりました。
本記事は前回のnoseの記事へのshihoさんの返信です。(その3)
その1 shiho→nose
その2 nose→shiho
noseさんへ
どうもです。
真摯にお仕事されているnoseさんの真面目さ、茶化しているわけではなくて、素晴らしいなと思いました。こんな人ばかりだったら良い会社ばかりになって、世の中は住みやすいのにね。
おっと、これも前提条件に「こんな人ばかりではない」が織り込まれていますね。そうなると「こんな人ばかり」だと、「こんな人ではない」人は住みにくくなっちゃうのでしょうか…?
やや禅問答のようになってきましたが(笑)
最初にnoseさんの疑問を聞いたときに、アンチノミー(二律背反)という言葉が浮かびました。
「多様性を重視したい会社の経営幹部(会社として多様性のある会社になることを望んでいる)→しかしながら多様性など認めたくない現場(多様性なんてめんどくさいのでヤダヤダと思っている)」。会社という有機体の中に相反する要素がジレンマを起こす、頻発する構図ではありますよね。
つまりnoseさんは、「多様性を重視する人を『重視する』」、「多様性を重視しない人を『重視しない』」という状態になっているのでしょうか。
いや~、わかります。確固として「多様性を重視しない」人に出会った時って、〇〇なんじゃない?なんて内心思っちゃうことがありますもの。あ、あくまで機嫌の悪い時ですけどね!(笑)
ただ、人それぞれの生来的に許容できる多様性って、その人の生まれ育った環境や文化によって規定されちゃっている部分があると思うんですよね。多様性って後天的な学習的なものだと思ってはいます。なので、多様性を認めない?それってなんで?という対話って、緩衝の場ではそれこそ必要なのかもしれませんね。(ちょっといいこと言った?)
でも、そもそもnoseさんの言われる「多様性」って、どんなものなんでしょう?
shiho
48回は満席となりました。たくさんのお申込みありがとうございました。
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