【往復書簡】”多様性を認める”ってどういうこと? その4 nose→shiho
こんにちは。noseです。
鹿児島哲学カフェは私、noseとshihoさんの2名で運営しております。
現在shihoさんは広島在住で今回は参加できませんので、事前にテーマについて「往復書簡」を交わしてみようということになりました。
本記事は前回のshihoさんの記事へのnoseの返信です。(その4)
その1 shiho→nose
その2 nose→shiho
その3 shiho→nose
shihoさんへ
私の考える多様性ですか。あることを思い出したので書きます。
私は高校時代末期から大学初期にかけて、ある本の影響を大きく受けて「反中・反韓」思想が非常に強くなっていました。大学入学直後は東洋教育史の授業で中国籍の教授に向かって、歴史認識について意見するという今考えると恐ろしい学生でした。
その後、どういう経緯から自分の考え方が変わったかどうかははっきり覚えていませんが、数年前には上海に旅行に行き、中国語を継続的に勉強し、韓国映画を好む人間に変わりました(付け加えると、ベトナムも大好きです)。そういった点において、私は「昔より多様性を認められる人間になった」のではないかと思っています。
今では中国や韓国の悪口や差別的なジョークを聞くととても嫌な気持ちになります。それは中韓だけでなく、特定のナショナリティに対するものもそうですし、そう考えると私の考える多様性は「特定の何かに対して差別的ではない」ということになるのでしょうか。
ですが「その2」で書いた通り、「多様性を重視しない人を差別している」のかもしれませんね。
nose
48回は満席となりました。たくさんのお申込みありがとうございました。
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