【往復書簡】”多様性を認める”ってどういうこと? その1 shiho→nose
こんにちは。noseです。
鹿児島哲学カフェは私、noseとshihoさんの2名で運営しております。
現在shihoさんは広島在住で今回は参加できませんので、事前にテーマについて「往復書簡」を交わしてみようということになりました。
以下、試みにお付き合いくださいませ。
noseさんへ
お久しぶりです。
早いもので広島へ移りもうすぐ3年が経とうとしています。お元気ですか。
noseさんが学生時代を過ごした広島に、今度は私が引っ越すなんて、不思議なものですね。
今年はこちらも暖冬で、南国生まれの身としては、とてもしのぎやすい冬でした。
広島について、私は勝手に地中海的なイメージを持っていたので、こんなに寒いところだとは知りませんでした。冬場にはたして生き延びられるのか不安でしたが、どうにかこうにか、おかげさまで生きながらえております。
さて、鹿児島哲学カフェももうすぐ10年目になるのですね。
風来坊な私の都合で開催がとびとびになりがちで、申し訳なく思っていました。
今回は残念ながら私は参加できませんが、久しぶりの開催、とてもとても嬉しく思っております。
「“多様性を認める”ってどういうこと?」
興味深く拝見しました。どういうことなんでしょうね~。
広島は外国人の就労者が多い街です。マツダ自動車のお膝元ですから、設計の技師さん、現場での工員さんなど、たくさんの外国人の方を毎日目にします。彼らが楽しそうに騒ぎながら街を歩いているのをみると、しあわせな気持ちになります。日本で働いてくれている異文化のみなさんが、こんなにくもりのない笑顔で楽しそうに笑っている。なんと嬉しいことなのでしょう!
でも不思議なことに、自分の周りにおきかえるとなぜか素直になれないことがあるのです。
たとえば家族が自分の思いとはてんで違うことをするとき、知ったことかという気持ちになることがあります。あるいは品のない人や行儀やマナーの悪い人を見かけたとき、ぐぐっと眉をひそめたくなる自分がいます。多様性って素敵だなと思うときと、多様性なんて知ったことかという気持ちになるときが混在するのですよね。ソトのことには寛容でいられるのに、ウチのことには狭量になってしまうことがある。
自分のなかにさえ、多様性が在ることに、不思議だな~と日々思っています。
noseさんは、どんなことを思われますか?
是非、聞かせてください。
shiho
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