【開催報告】明推協 地域コミュニティフォーラム
こんにちは!
ごぶさたしています。sameshimaです。
寒い日が続きますね。みなさまお変わりございませんか?
本日は、表題のフォーラムでの哲学カフェ開催のご報告です。
2010年10月の【開催報告】明推協 若者リーダーフォーラム、そしてそのご縁でご依頼をいただいた2011年12月の【開催報告】三重選管 グリーン・エイジ・ミーティングに引き続き、今回ふたたび財団法人明るい選挙推進協会さまより機会をいただいて、沖縄県那覇市で開催された「地域コミュニティフォーラム 九州ブロック大会」にて哲学カフェを開催させていただきました。
前回、前々回と若年層が対象でしたが、今回は20代から70代までの幅広い参加者さまでの哲学カフェ。
幅広い年齢層での哲学カフェというのは鹿児島哲学カフェではよく見られる光景ではありますが、今回の参加者さまは40名ほど。普段の倍以上の人数での開催となりました。
参加者はこのような方々です。
・市区町村明推協・白ばら会の会長、副会長、委員等
・都道府県・指定都市明推協の委員
・市区町村選管の啓発担当書記
・公民館関係者
・自治会、老人会、婦人会などの地域の活動に意欲を持っている方
・明るい選挙推進運動に関心を持っている方
【当日の流れ】
1.パワーポイントを使用して哲学カフェ・鹿児島哲学カフェの説明(20分)
2.参加者の緊張を和らげるためのアイスブレイクゲーム(20分)
3.哲学カフェを体験(1時間20分)
この日のテーマはこちら。
図らずも、みなさまそれぞれの活動の中で感じてこられたことの掘り起こしからはじまりました。
「伝えるということ」がテーマ。
これまで「投票活動の活性化」に長年尽力なさってきたみなさまの、一言一言の重みと深みがまずは土台を作ります。
「伝える」とはどういうことなのでしょうか。
何がどうなれば、「伝わった」といえるのでしょうか。
なぜ、「伝わら」なければならないのでしょうか。
あっという間の1時間20分。
「伝えるということ」を軸に始まったこの日の哲学カフェは、このような内容で時間となりました。
個人的には、最初考え深げなお顔をなさっていた参加者さまの「まだ、時間残ってるけど、これで終わりでええじゃないか!」という、終了15分前の明るい言葉が大変印象的でした。
この日の哲学カフェの中で、人を代え、言葉を代えて現れたのは「教育」と「手段」の問題でした。
人の持つ シチズンシップ~市民性~ を育てること、かつ、
シチズンシップ~市民性~ を社会に反映させるための手段を整えること。
長い時間と短い時間でなすべき課題が、どちらも立ち現れた時間だったように思います。
そもそも明るい選挙推進協会さまの活動には、こういった歴史があります。
その文脈をふまえた上で・・・
明推協さんの活動に長年関わってこられたみなさまが、今、困っている。
これは日本の民主主義の現状であるとともに、大きな分岐点なのではないか・・・
あくまで個人的な感想ですが、私はそんなふうに感じられてなりませんでした。
お手伝いさせていただいたのは、明推協さんの活動のほんの僅かなひと時ではあるのですが、今後参加者のみなさまがどのように活動なさっていくのだろうかと楽しみでなりません。
沖縄の空はとても高く、気候もこの上なく温暖でした。
願わくば、この空のように・・・。
明推協さま、参加者のみなさま、本当にありがとうございました。
よい学び、気付きの時間をいただきましたこと、感謝申し上げます。
またお会いできます日を楽しみにしております。
みなさまの活動の益々のご発展を、心よりお祈りしています。
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