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【開催報告】働かないでお金を稼いじゃいけないの?

第7回鹿児島哲学カフェ
日時:11月18日(金) 19:30~21:00
場所:Cafe+Bar+Book 泡沫
テーマ:「働かないでお金を稼いじゃいけないの?」
参加者数:14名

11月18日(金)、第7回鹿児島哲学カフェ、無事終了いたしました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
また、定員に達したためにご参加いただけなかった皆様も、関心をお寄せいただき誠にありがとうございます。

今回の「働かないでお金を稼いじゃいけないの?」というテーマ。
これほどテーマそのものへのご意見が分かれた回もなかったように思います。
「やはり哲学的な、抽象的なテーマが望ましいのでは?」
「キャッチーなテーマであるが故に、これまで考えたことのないことを考えるきっかけになる」等々・・・
参加者の皆様が忌憚なく様々なご意見をお寄せくださいますこと、ほんとうに嬉しいです。
鹿児島哲学カフェはまだ、実験的にいろいろなテーマを試している状態ですので、
おおいに、今後の参考にさせていただきます。ありがとうございます。

今回の参加者は男女比が約半分ずつ、既参加者さんと初参加者さんが約8:2。
普段にくらべて女性が多かったこともあるのでしょうか、色々な角度からの「仕事」を考察できたように感じました。

では当日の内容を、以下、簡単に記しておきます。

11月18日(金)の鹿児島哲学カフェにおける「仕事」の定義:
「仕事とは、“能力”もしくは“時間”を、ある“用途”に対して提供するものである。
かつ、それがある“尺度”によって、何らかの“対価”に換算され得る」

また、その「仕事」は本質的に、行動主体としての
一人<単数>/二人以上<複数> に分類され得る。

日本における「仕事」は、日本以外の国と比較して、
歴史的・文化的に「生き方」と密接に関わっているが故に、
構造的・制度的に、過渡期にあるのではないか。
→ex.日本における「ノブレス・オブリージュ」的概念の可能性
日本における資本主義:「会社社会」の本来性とは?
そこでの、「働く」という意味の変遷・・・

というような内容になったところで、お時間と相成りました。

泡沫さんでの、文字通り、膝をつきあわせての対話となりました。
山崎オーナー、今回もありがとうございました。

カフェの最後に募りました次回のテーマ。
キーワードを簡単に。
「仕事」「強さ」「家族」「安楽死」「生きるに値する生」「死」・・・
対話したいテーマは限りなくありますね。楽しみです。

それでは、次回もどうぞお楽しみに!

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