DSC_0066

【感想】配慮は必要か? その1

【1.もりさま】
満足度:満足

発言のしやすさ:しやすかった

きっかけ:あるコンサートの感想をネット検索していた折,能瀬さんのブログに行き当たりました。

自由記載:
 一見(一聴)耳当たりのいいことば「配慮」が,何とも捉えがたい広がりをもっていることを再確認した一時間半でした。特に,「日本はビジネス上の配慮は行き届いているが,日常生活で(特に知らない人に対しては)配慮に欠けている。外国はその逆。」という意見は興味深かったです。(「大丈夫か,日本人のコミュ力?」という危機感も・・・。)
 もっと時間があれば,その諸相の腑分けも含めもっと深く分析することもできるのでしょうが,それは参加者それぞれの課題かもしれません。限られた時間の中では思い至らないことも多く,能瀬さんの「心のないものにも配慮は可能か」というご指摘は「人間の思い描く『他者』とは何か」を示唆するものであったのでは,と帰る道すがらにふと思い至りました。その方面への展開も面白かっただろうと少しく残念でしたが,そのもどかしさも含めて哲学カフェなのでしょう。
 ともあれ,耳当たりのよい言葉には,えてして何とも言いがたい違和感やもやもやがつきまといます。「配慮」と言えば,それは取りあえず「よいこと」として受け取らねばならない前提でわたしたちは暮らしています。しかしながら,「配慮」がまとう一筋縄でいかない諸々を安易な言葉に押し込めず,もやもやさせたままためつすがめつ考え続けることが大切なはず。そんなことを,じんわりと感じたイベントでした。



FACEBOOKアカウントでコメントする

コメント

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください


関連記事

【開催案内】第31回鹿児島哲学カフェ in 指宿 ~お・も・て・な・し~

  こんばんは。noseです。 次回開催を今週末に控えてますが、1月開催のご案

記事を読む

no image

【開催案内】第12回鹿児島哲学カフェ ~現代は希望を見いだしにくい時代なのか?~

こんにちは。鹿児島哲学カフェ noseです。まもなく梅雨に入りそうですがいかがお過ごしでしょうか。雨

記事を読む

no image

【開催報告・感想】道 その3

こんばんは。noseです。反省したふりして連投です。この記事で前回の報告(というか参加者の感想)はお

記事を読む

no image

【開催報告】第32回「あなたはどこまで遊べますか?」

4年目、第1回目の鹿児島哲学カフェ「あなたはどこまで遊べますか?」が終了しました。 会場はPR

記事を読む

グリーン・エイジ・ミーティング対話録をご覧いただけます

こんにちは。noseです。 昨年の12月に三重県選挙管理委員会主催のグリーン・エイジ・ミーティ

記事を読む


no image
【往復書簡】”多様性を認める”ってどういうこと? その5 shiho→nose

こんにちは。noseです。 鹿児島哲学カフェは私、noseとsh

no image
【往復書簡】”多様性を認める”ってどういうこと? その4 nose→shiho

こんにちは。noseです。 鹿児島哲学カフェは私、noseとsh

no image
【往復書簡】”多様性を認める”ってどういうこと? その3 shiho→nose

こんにちは。noseです。 鹿児島哲学カフェは私、noseとsh

no image
【往復書簡】”多様性を認める”ってどういうこと? その2 nose→shiho

こんにちは。noseです。 鹿児島哲学カフェは私、noseとsh

no image
【往復書簡】”多様性を認める”ってどういうこと? その1 shiho→nose

こんにちは。noseです。 鹿児島哲学カフェは私、noseとsh

→もっと見る