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【開催報告】第26回「あなたにとってどこまでが”踏み込んだ話”ですか」

こんにちは。noseです。遅くなりましたが8/29に開催した第26回の報告です。

【第26回鹿児島哲学カフェ】
日時:8月29日(金) 19:30~21:30
人数:16名(男性7名,女性9名,初参加5名)
場所:コワーキングスペース301
テーマ:「あなたにとってどこまでが”踏み込んだ話”ですか」

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プライバシーに配慮してぼかしている訳ではなく、カメラの品質によるものです。

今回は久しぶりにsameshimaさんの進行で行いました(11ヶ月ぶり2回目)。私も久々に座って対話に参加できて、進行の時とは違った楽しさを感じました。

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さて、対話はまず「テーマについて考えてきたこと」からスタート。県外から鹿児島にUターンした方が、「鹿児島では温泉で知らない人から話しかけられ「ご主人はどこに勤めてらっしゃるの?」と聞かれる。それが自分にとって踏み込んだ話。」という言葉をきっかけに参加者それぞれが自分にとっての”踏み込んだ話”を話しはじめました。

「友人同士で家族の話をすること」という方もいれば「自分には隠し事がないので踏み込まれたと思うことがない」という方まで。

そこから、踏み込まれてよかった話。なぜ踏み込まれたと思うのか。踏み込まれたいOR踏み込まれたくない。踏み込んだ話=恥ずかしい話という話に展開しました。(ナチュラル・ボーン・営業という名言も)

と、ここまでで前半が終了。

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皆さんから好評だったsameshimaさんの板書。 私のそれとは大違い(;_;)

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後半は「なぜ踏み込まれたと感じるのか」からスタートしたと見せかけて、前半に引き続き「踏み込んだ話」とは何かの話題に
・詳しい話、言わなくてもいい話も踏み込んだ話(ex.私事ですが・・)
・自分ではいかんともしがたいアイデンティティ。宿命。
・自分の意志とは関係なくアイデンティティに関わること。
・自分にとってのテリトリーだが入ってきてほしいテリトリー。大事に扱ってほしいテリトリー。
・踏み込む側と踏み込まれる側の主観と客観的なものの不一致が生まれた際に踏み込まれた側がまだ柔らかいテリトリー。
・踏み込んだ話と墓場までもっていく話は違う。
・営業の人が来ると、業者だったら入れることもあるし、知り合いだったら玄関開けることもあるし、もっと親しくなれば部屋にもあげるし。

皆さん、踏み込まれた話をされると、相手との距離が縮まったり、信頼された感じがして嬉しいと踏み込まれた話をされることに好意的でしたが、それとは逆に相手に急に踏み込まれて辛かったという意見も。

ここであることに気づきます。facebookにアップした板書の写真を見た方から「「どこ”から”が」じゃなくて「どこ”まで”が」なのがおもしろいね」というコメントが付きます。元々、参加者に案内していたのは「「どこ”から”が」だったのですが、sameshimaさんの中では「「どこ”まで”が」になっていたようで「「どこ”まで”が」でスタートしていたのです。個人的には大きな違いのような気がしたのですが、皆さんあまり気にならなかったようで(上記を見ての通り「「どこ”から”」の議論になってます)そのまま進みました。

同じようにテーマを見ると「踏み込んだ」話なのに、踏み込まれる側の話が主になっていたこともあり、自分が踏み込む側の話に移行します。

・相手にネガティブに取られてしまうこと。
・その相手との距離をキープしたいという話
・踏み込みたくないし、踏み込まれたくない。
・どこからが⇒「踏み込んだ話とそうでない話の境目。どこまでが⇒「踏み込んだ話と墓場まで持っていく話の境目
・テーマによって境目が違う。
・自分がこだわっている部分に触れると踏み込んだ話になる。
・性的なことがら。性的な嗜好。

と様々な意見が出たところでお時間となりました。結局まとまらない報告になってしまいました(*_*;
すみません。次回は頑張ります。

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