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【感想】シネマ哲学カフェ「わたしはロランス」

【1.匿名希望さま】

満足度:かなり満足

発言のしやすさ:普通

希望テーマ:壁は乗り越えなきゃいけないのか??

おすすめ本:ジョン・コラピント「ブレンダと呼ばれた少年」

自由記載:
個人的には初めてのシネマ哲学カフェで、いつもと違う雰囲気が新鮮で楽しかったです。

映画に絡めるか否かで意見が分かれた感じもありましたが、せっかくなので映画に絡めて(と言っても見てないので、あらすじと主催者さんの解説を思い出しながらですが^^;)考えてみました。

パートナー(恋人・夫婦)との「愛」と親子・兄弟や友達間の「愛」は、ベースは「相手を思う」という事で同じだと思うのですが、これに「性愛」が加わるのがパートナー間の愛なのでは?と感じました。
精神的な結びつきに、身体的な結びつきがプラスされているというか・・・。
そこには「性別」というものがどうしても付きまとっているのではないか?

「パートナーとしてのあなた」を「愛する」には、「あなたという人物が男(or女)である」という部分が含まれているのではないか?
その性別の部分をひっくるめた上で「あなたをパートナーとして愛する」ことなのではないか?

中には性別にこだわらない人(バイセクシャルのように)もいるでしょうが、やはりフレッドはそこで色々な葛藤があったのだと思います。

一つは、自分自身のアイデンティティがゆらいだのではないか?
自分が愛した人は一体誰なのか?そして自分自身もいったい何なのか?

もう一つは、ロランスを拒否したら、それは自分が嫌悪している差別者と同じになってしまうという事もフレッドを苦しめたのではないか?

想像するだけでも辛くなるんですけど、それでも支えようとするフレッドのこの行為はそもそも本当に愛なのか?ひょっとして情?愛と情って、完全にイコールにはならない?
考えれば考えるほど混乱してしまいます。
もし自分がフレッドの立場だったなら、おそらくパートナーとしての関係性は終わりにすると思います。(友人関係は続けるでしょうが)

機会があればこの映画を見て改めて考えてみたいな、と思いました。

今回の感想は「?」だらけになってしまいましたが、それだけ考えさせられるテーマでした。



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