第5回鹿児島哲学カフェ
日時:2011年9月16日(金)19:30~21:00
会場:Cafe+Bar+Book 泡沫(鹿児島県鹿児島市東千石町6-6南竹ビル101)
テーマ:つながりの可能性
参加者数:12名
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今回で5回目。初めて「Cafe+Bar+Book 泡沫」での開催となりました。たくさんの本に囲まれての議論はとても素敵な時間になりました。今までの会場に比べて、参加者との距離が近くいつもにもまして“真剣勝負”という感じがして緊張しっぱなしでした。
「つながりの可能性」というテーマで議論を行ないましたが、つながりについての議論だけでかなりの時間が必要で可能性の話まで行き着きませんでした。また同じテーマでやっても面白いかもしれませんね。
以下、議論・意見の一部を箇条書きで (今回、頭が混乱してまとまっておりませんのでご了承ください)
・目的のない繋がりは意味が無い
・繋がりは基盤、繋がりがあることで安心できる
・繋がりを作るというのは「張り巡らされた網の中に飛び込んでいくイメージ」
・似たような繋がりでも好き嫌いや、共有の目的の有無によって、“つながり”と感じるか“しがらみ”と感じるか違うのではないか
・Web上のつながりってどこででも繋がれる
・Web上のつながりよりも、共通-共感-共有という部分で生のつながりの方が濃い
・Web上でつながっているとすぐ本論に入れる。しがらみのなさ、気楽さがある
・しがらみ=自分から切れないつながり
・縁とつながりの関係(つながりの積み重ねの先に縁がある⇔縁はきっかけ)
・つながりは意志
・しがらみを失くそうという考えは良くない。しがらみといかに上手に関わるか。
以上、個人的にも色々考えさせられました。今回の議論中にも発言したのですが、哲学カフェってWeb的だなぁと思っております。年齢も性別も職業も様々な、知らない人が1ヶ所に集まって1つのテーマについて議論する。同じ話をするにしても知り合いばかりだと恥ずかしくて言えないことも、そんなに親しくないからこそ言える。そして、そこから新しいつながり・太いつながりにつながっていく。そんな場でいられるよう続けていきたいと思います。
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