みなさんこんばんは。noseです。今日で3日目。今夜は『メランコリア』というなんとも言えない映画を観ながら書いております。芸術とはなんぞや。面白いとはなんぞや。
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【感想3 匿名希望さま】
満足度:かなり満足
発言のしやすさ:しやすかった
自由記載:
新年第一回目、お疲れ様でした。今年もよろしくお願いいたします。
今回は人数もかなり増えて、にぎやかな雰囲気のカフェになりましたね。
初参加の方もたくさんいらっしゃって、面白い話や興味深い話など聞くことができてたいへん新鮮でした。
最初にテーマを見た時に、「初めて」ということよりも「魅力と魔力」の方に目がいってしまって(笑)、思えばこの二つは同じなんだろうか?まったく違うものなんだろうか?
というところに考えがいってしまい、「初めて」ということについての考えがうまくまとまりませんでした。
なので、一人で考えるよりもカフェの場の雰囲気や流れにまかせてみようかなぁと思って、今回は事前にあまり深く考えることなく参加しました。
「初めて」のものは、やはりドキドキしたりワクワクしたりという期待感があり、それが「快(こころよい)」をもたらすのだと思います。
そこでなるほど!と思ったのは、初めての「もの・こと」に魅力を感じたのか、それとも「初めて」という事象それ自体に魅力を感じたのか、どっちなんだろう?という問いが出てきてたことです。
それで皆さんの話を聞いてるうちに、これは多分後者なんじゃないかな、と。あまり意識して考えたことがなかったので、これは自分の中ではかなりの驚きでした。
「もの」や「こと」ではなく、初めてという事象を体験する時の自分の中で起こる感情が一番のポイントなのかなと。
だから、回を重ねるごとにその気持ちが薄れていくというのも分かるし、「初めて」がストレスという方の気持ちも腑に落ちるというか。
(とは言え、Tさんの話はもっと詳しくお聞きしたかったです。(笑))
逆に同じものでも、そのたびに何か違うポイントを発見できた時は、初めての時のような新鮮な気持ちを味わえるのかな、と。
そしてもう一つ気になったのは、全てが初めてである、という意見。
確かに同じ日というのはないわけで、そう考えると毎日が初めての体験をしていると言えます。
究極的には生きてゆくこと、老いることや死ぬことも初めてなわけですよね。(このことは、あまり考えすぎると体に悪そうですが。笑)
話が進むうちに、魅力と魔力の方に重きが移ってしまいましたが、それはそれでとても興味深く聞くことができました。
その魅力と魔力から「初めて」を考えると、初めてというのはとても魅力的でもあるし、怖さを秘めた魔力を感じることもあるのではないのかな、と思いました。
思えばこの哲学カフェも、毎回テーマも違えば参加者も違うわけで、常に「初めて」なんですよね。
それがこのカフェの面白さでもあり、怖さでもある。(笑)それが魅力でもあり、ハマってしまったらやめられないという魔力なのかもしれません。
個人的にはこの魅力と魔力についても考えを深めたいです。
内容以外についての感想というか、要望というか・・・。
今回、ソクラテスのカフェという本から、ということでしたが、テーマのもととなった、あるいはテーマに関連する本などの紹介をしていただけると嬉しいです。
では、次回の哲学カフェ、どんな初めてに出会えるのか楽しみにしています。
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以下、nose。ありがとうございます。Mさんの感想にいつも救われております。
哲学カフェをきっかけにここまで考えてくださっていることが何より嬉しいです。
テーマについては、当日その場で決める形でやってみたいと思っています。ただそうなると時間が足りないと思うので2時間にして最初の30分でテーマを決める。近々やってみましょうかね。